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循環器の病気

心筋梗塞がおこりやすい日

心筋梗塞がならびに狭心症や突然死が起こりやすいのは、統計によると週の始まりである月曜日の午前中ということがわかりました。

人の身体は自律神経の働きによって制御されています。自律神経には交感神経と副交感神経があります。こうした神経が急な切り替えをしいられるときが発作がおきる危険な時間帯です。

休息と目覚めで、自律神経の切り替わる朝も危険時ですが、とくに月曜の起床から2〜3時間以内に発作が集中しています。急激な切り替えしがしいられると、血圧が急に上昇します。動脈硬化が進行している人の場合、血管がせまくなっていることが多いので、血圧上昇と共に血流が早くなると、冠動脈にできているプラークと呼ばれるコレステロールのかたまりがはがれてしまいます。

このコレステロールがはがれてしまった部分に、血栓という血の塊ができて、冠動脈はつまってしまいます。そして心臓の筋肉に血液が流れなくなり心筋梗塞がおこってしまいます。

ただ人間の身体はよくできていて、血管内で血液が固まらないようにする作用もあります。これが線溶といわれる働きで、一度血栓ができてしまっても、すぐに溶かすために血管のつまりを防ぎます。

副交感神経から交感神経への切り替えの幅がいっそう大きくなる月曜日の朝方は、コレステロールのかたまりと、血栓ができやすいという二つの悪条件がそろってしまい、心筋梗塞の危険性が高まります。

心筋梗塞を防ぐには、月曜日は特に他の曜日よりも時間にゆとりをもって朝を迎えることです。時間をかけることで、交感神経と副交感神経の切り替えをゆっくりと行うことで心筋梗塞を予防できる確率はあがるはずです。


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