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循環器の病気

閉塞性動脈硬化症は、下肢を走る血管の動脈硬化によって、筋肉への血液が滞り、下肢に痛みが生まれ、歩くことが自由にできなくなってしまう病気です。

閉塞性動脈硬化症からうまれる下肢の痛みを間歇性破行といいます。間歇は間をおいて繰り返すといった意味で、はこうは、足を引きずり歩くの意味になります。

つまり、歩行すると足の筋肉は酸素や栄養分の確保のため、大量の新鮮な血液を必要とします。

しかし、動脈硬化によって血流が少なくなってくると十分な血液の供給ができなくなり、筋肉は酸素不足の状態になり、硬直して痛みを感じるようになって動かなくなります。

症状がおこると、痛みを訴えたり、冷感、痺れ感などを訴え、歩行が困難になります。

軽症の場合は、休息して血流が回復をするば、再び歩行をすることができるようになりますが、歩き出すと再び痛みが発生し、片足を引きずるように歩いたり、歩行が不自由になってくるので、こうした病名がつけられています。

閉塞性動脈硬化症は、いわば足の狭心症で、症状が重いと潰瘍ができたり、そしきが壊死をおこします。

そして、そこに感染症を併発すると、足を切断しなければならない場合もあるので、放置できない恐ろしいびょうきです。

閉塞性動脈硬化症の根本原因は動脈硬化になるので、肥満気味で中性脂肪が高く、しかもたばこを手放せない40代以降の人によくおこっています。

閉塞性動脈硬化症の原因となる動脈硬化は、自覚症状がほとんどありません。そのため、特に思いあたるふしがないのに、足部の筋肉に痛みが発生し、しびれて硬直したり、冷感を訴えるような場合は、閉塞性動脈硬化症を疑う必要があります。

閉塞性動脈硬化症は、動脈硬化がかなり進行しているサインであることも多く、筋肉痛や神経痛などと思い込んで症状を放置していると、背後にある重大で危険な合併症を見過ごすことになってしまいます。

おかしいと感じたら、なるべく早急に専門医を受診して、正しい診断のもとに適切な治療を受けることが大切になります。


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