トップページ糖尿病糖尿病はインスリンの作用の不足から

糖尿病

糖尿病にかかるかどうかかのポイントは、インスリンが握っています。ブドウ糖が、エネルギー源として筋肉組織や脂肪組織の細胞に入っていくにはインスリンが必要になります。

ブドウ糖が細胞のなかに入っていくには、細胞の外側にあるインスリンレセプターという物質が、インスリンと結合しないとならないからです。

細胞内に入るには、部屋のドアの鍵穴に合う鍵が必要です。

食事をすると、血糖値は一時的に上がります。これは、体内に取り入れられた栄養素がブドウ糖に変わっても、まだ、細胞組織の中に取り込まれていない状態になります。

血糖値が上がると、普通はすぐに膵臓が反応し、ランゲルハンス島のβ細胞からインスリンを分泌し始めます。

分泌されたインスリンが、血液によって運ばれ、細胞膜の受容体と結合すると、細胞内から糖を運ぶ物質が細胞膜に出てきてブドウ糖を細胞内に取り込みます。この作用によって血糖値は下がっていきます。

インスリンの作用が不足してくると、ブドウ糖は、細胞に入ることができません。ブドウ糖がエネルギーとして使用されずに血液の中に残るので、血糖値は高いままになっています。

糖尿病は、この血糖値の値が高い状態が長期にわたって続く病気です。

ブドウ糖がエネルギー源として使用されていないので、エネルギー不足で、当然疲れやすくなります。

また、血糖値が高い状態が長く続くと脱水症状を起こします。そのために喉が渇いてきて、多量の水分をとるようになるので、トイレに行く回数も必然的に増えてきます。

インスリンの作用不足には、現在、三つの理由が考えられています。そのうちの二つは、β細胞に原因があるというものです。

1,インスリンがでない ウイルス感染が引き金になってインスリンを作れなくなった状態です。インスリンがないのでその作用を期待することができません。1型糖尿病の原因になります。

2,インスリンの量が不足気味 インスリンは作られているのですが、高血糖に対するβ細胞の反応が悪くなり、分泌が遅れたり、十分な量のインスリンが分泌されない状態です。分泌が遅くなると、食事をした後の血糖値は下がりません。

3,インスリンが正常に作用しない インスリンは正常に製造され、十分に分泌されているのに、細胞のほうがインスリンの作用をしっかりとうけとめられない状態にある場合です。

血液中のブドウ糖が細胞内に入っていくためには、細胞膜の受容体の受け入れが整えっていないとうまく作用しません。

糖尿病では、インスリンを製造し分泌するところと、インスリンを受け取る細胞のほうと両方の作用を考える必要があります。


血糖を下げる食べ物については情報はこちらから




トラックバックURL
この記事にコメントする
名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔