トップページ> >肝硬変の症状の注意点について


肝硬変 症状肝硬変を発症してくると危険な症状があらわれてきます!

慢性肝炎が進行していくると肝臓が硬直していき肝硬変を発症します。慢性肝炎では、肝臓の細胞が破壊されていき、肝臓は壊れた細胞を再生しようとしますが、度がいきすぎると元の状態に回復できないときがあります。

破壊された細胞は繊維組織になり、肝臓ではこぶをつくり硬直していきます。こうした症状が肝硬変です。肝硬変を発症してしまうと、正常に働いている肝細胞の数が減少するため、肝臓の機能が低下していきます。


肝硬変では、初めの頃、症状が見られませんが、障害が強くなると肝臓の働きに必要な血液の流れが悪くなり、身体全体にさまざまな症状がでてきます。異常があっても症状があらわれにくいのが肝臓の特徴ですが、それは肝硬変になっても同じです。


再生結節ができて表面がでこぼこし始めていても、初期にはほとんど自覚症状がありません。肝臓の繊維化がすすむと、代謝が解毒、排泄といった機能が低下していきます。さらに肝臓が硬くいびつになることで深刻な血流障害が生じ、次のような肝硬変特有の症状がでてきます。


クモ状血管腫 首や胸、上腕などの皮膚にクモが足を広げたような形に毛細血管が浮き出ることがあります。肝硬変の人の大半にみられる症状で、とくにアルコール性肝硬変の場合に多いようです。


手掌紅斑 手のひらの周辺部が、斑点上に赤くなります。これは皮膚の血管が拡張したもので、足の裏が同様に赤くなることもあります。


黄疸 肝機能が低下すると、胆汁の成分であるビリルビンの処理がうまくいかなくなり、血液中に増加してきます。その結果として、ビリルビンの黄色い色素が皮膚や目の結膜に沈着して、黄疸がでてきます。


女性化乳房 肝臓に性ホルモンを分解する働きもありますが、機能低下によって処理が不十分になってくると、男性の乳腺が女性のようにふくらんでくることがあります。女性の場合は、さらにふくらんでくることはなく、月経異常が見られます。


出血しやすくなる 肝細胞の働きが悪くなると、そこで作られる血液凝固因子の量が減少するため、鼻血や歯茎からの出血がなかなか止まらないといった出血傾向がみられるようになります。これも、肝臓病がすすんでいるサインのひとつになります。


肝脾腫 肝硬変の人の半数以上に、肝臓の腫れがみられることがあります。また、脾臓から肝臓への血流がスムーズにいかなくなったり、脾臓にうっ血がおこるために、脾臓が腫れて大きくなることもあります。


こむらがえり、肝硬変では、筋肉がけいれんをおこすことが知られています。肝臓の異常とは直接結びつかない症状ですが、肝硬変を発見する手がかりになる場合もあります。


肝硬変になって肝臓が悪くなると、門脈から肝臓へ入る血液の流れが悪くなり、それによって門脈内の圧力が高くなります。これを門脈亢進症といい、肝機能の低下とともに、命にかかわるさまざま合併症を起こします。


食道・胃静脈瘤 肝硬変によって門脈の流れがうまくいかなくなると、門脈圧が高まるとともに、滞った血液がパイパスを形成して、無理やり心臓に戻ろうとするようになります。




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