C型肝炎の治療は主にウイルスの型と量により異なります。最近のインターフェロン治療は、ウイルスのタイプと患者さんの状態に応じて治療プランを立てるオーダーメイド療法が主流となります。インターフェロン中心の治療で、ウイルスの排除をめざします。C型肝炎の治療は、ウイルスを体内から排除し、完治することを目標に行われます。
C型肝炎の治療の基本となるのは、インターフェロンの投与です。インターフェロンはウイルスの増殖を抑える仕組みがあるので、その効果によって治癒するケースもあります。この点が、B型肝炎と異なるところとなります。
インターフェロンは、B型肝炎よりもC型肝炎のほうに治療効果があるとされていますが、C型ならどのウイルスに型にも優れた効果を発揮するというわけではありません。併用療法も含めて、タイプによって使い分ける必要があります。
C型肝炎ウイルスは、血清型によって1型、2型にわけられ、さらに遺伝子型によって、1型は1aと1bに、2型は2aと2bにわけられます。日本でもっとも多いのは1b型です。
インターフェロンを使った治療は、こうしたウイルスの型や量、年齢、肝臓の繊維化の程度などを検討して、それぞれにあった方法が選ばれます。
治療法には、大きく分けるとインターフェロンとリバビリンを併用する方法があります。基本的に、単独療法は主に1・2型の低ウイルス量タイプに行われ、併用療法は、初回治療で高ウイルス量タイプに行われます。
インターフェロンとの併用療法に使われるのは、抗ウイルス薬、リバビリンです。リバビリンは、C型肝炎に対してALT値を改善する作用はあるものの、単独で、ウイルスを排除することはできません。
インターフェロンと併用すると抗ウイルス作用を発揮して、ウイルスの排除率がアップすることがわかっています。海外では、C型肝炎の治療法として早くから併用療法が提唱されていましたが、日本で承認されたのは2001年です。
新しいタイプのインターフェロンが登場したことで、2004年にはペグインターフェロン・リバブリン併用療法が承認されました。
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