トップページ> >前立腺肥大の原因と症状について


前立腺肥大前立腺肥大になると尿の出が悪くなったり、夜中に何度もトイレに行ったり。残尿感をともなうといった症状が現れます。加齢に従って、男性の誰もが多かれ少なかれそうした症状に悩みを持つようになります。


前立腺は、膀胱の下にある臓器で、ドーナツのように尿道を取り囲んでいます。前立腺が肥大すると尿道を圧迫するため、尿のスムーズな排泄が困難になってきます。早い人では、50歳代から前立腺は肥大をしてきます。


前立腺肥大症の治療は、最近ではかなり進歩してきて、薬物療法、内視鏡による各種の手術、高温度療法など、病気の進行度や、本人の希望から、医療の方法を選択できるようになってきました。


前立腺肥大症の検査を受けることが前立腺がんの早期発見につながる場合も多くあって、排尿の悩みを持っている泌尿器科を早めに受診をするようにしましょう。


尿は腎臓でつくられています。腎臓は、腰よりも少し上の背中側に左右に一対ある臓器で、血液中の余分な水分や老廃物をろ過する働きをします。


ろ過されたものが尿になり、腎臓から尿管を通って、下腹部にある膀胱にたまります。健常者では、普通、300〜400CCの尿を膀胱にためることができます。


膀胱に尿がいっぱいになってくると、尿意をもよおして、尿道を通って尿は体外へと排泄されます。大人では普通、一日1.5リットルもの尿を排泄しています。


尿を膀胱にためる蓄尿や尿を外に出す排尿は、自律神経によってコントロールされています。自律神経には、交感神経と副交感神経があって、絶妙なバランスのもとに臓器やいろいろな器官の働きを調節しています。


尿意があって、おしっこしようと思うと、副交感神経が働いて、膀胱が収縮して、同時に尿道の筋肉が弛緩して排尿が始まります。その弛緩は膀胱が空になるまで続きます。


泌尿器が正常に働いている場合、一回の排尿量は150〜200CCくらい、コップに一杯半程度の量になります。おおよそ30秒以内で排尿が終わります。




前立腺は、膀胱の直下にあって、尿道をドーナッツのように取り囲んでいます。正常な前立腺は重さが約20g、胡桃くらいの大きさです。


前立腺は、男性の生殖器にかかわっている臓器で、男性にしかありません。前立腺の働きは、精液の一部である前立腺液を分泌することです。前立腺液には精子を守る働きがあります。


どうして前立腺が中年以降に肥大してくるのかよくわかっていませんが、一般的にはホルモンのバランスが崩れ、腫瘍増殖因子が増えてくるのだと考えられています。


年齢とともに男性ホルモンのレベルが下がってきて、生殖器としての能力の低下を内部組織を増殖させることでカバーしているという説もあります。


欧米人では、40歳を超えるころから前立腺肥大がはじまりますが、日本人はそれから10歳くらい遅く、50歳代からみられるようになっています。


程度の差はありますが、大部分の男性に前立腺肥大がおこります。前立腺が肥大してくると前立腺自体が尿道を圧迫することになります。


前立腺や尿道の筋肉が過激に収縮して尿道を締め付けたりします。こうしたことが尿の出の悪さや残尿感、頻尿などにつながります。


前立腺が肥大しても、さほど症状が現れない人もいるので、非常に個人差の大きい病気です。



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