扁桃炎は、扁桃に炎症を起こす病気で、口蓋扁桃の炎症が一番頻度が重篤な症状へと進行する場合もあります。39度から40度の熱を出し、全身がだるく、喉が痛みます。特に物を飲み込むときに強く痛みます。頭痛がしたり、関節が痛むこともあります。
普通、扁桃炎と言われているのは、口蓋扁桃で発症する急性扁桃炎のことです。急性扁桃炎が頻繁に起こると慢性扁桃炎に進行し、さらに悪化すると扁桃周囲膿瘍や扁桃病巣感染などの症状を起こします。
扁桃炎は、扁桃が大きくなる小児に発症することが多いですが、慢性扁桃炎や扁桃周囲膿瘍の場合は大人でも多く現れ、急性扁桃炎と比較して深刻な症状へと進行する可能性があります。
扁桃が赤く腫れて、炎症が強いと、表面のくぼみに黄白色の膿栓がついています。ひどいときには、膿栓がくっつきあって苔がはえたようになることがあります。
普通は一週間前後で軽快しますが、扁桃周囲膿瘍や中耳炎、腎炎を合併することもあります。治療には安静と水分の補給が大切になります。
全身的には抗生物質や消炎剤の投与が行われ、局所的には、膿栓の除去、ルゴール液の塗布が行われます。
扁桃炎の原因は、細菌やウイルスの感染です。扁桃の表面には常にいろいろな細菌がすんでいますが、疲労などで全身の抵抗力が弱ったりすると、細菌の活動が活発になって炎症を起こします。
慢性扁桃炎では、微熱がいつまでも続いたり、腫れや痛みを繰り返します。軽い違和感があって食べ物が飲み込みにくい感じがしたりする程度ですが、風邪をひいたりすると、急性憎悪しやすいほか、リウマチ性の関節炎や、腎炎などをおこすこともあります。
うがいを毎日励行することが大切ですが、年に4〜5回も急性化するような場合には、手術を行う必要があります。
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