糖尿病
血糖値を下げるためにいろいろな手法を試している人が多いようです。血糖値は、血液の中に含まれているブドウ糖の量を示した値です。糖尿病の人は、合併症の危険性から、血糖値を下げるように運動を行ったりしている人は多いと思います。
糖尿病を改善し気になる血糖値を下げるには効果があるのが運動です。適度な運動は細胞の新陳代謝の働きをよくし、カラダの中に蓄積したエネルギーを燃焼するのに役立ちます。
血液の流れをよくしてくれ、精神的ストレスも発散し、糖尿病を改善していく、そして血糖値をさげる療法のなかには食事とともに大切なものになります。
運動で適した時間は食後30分の運動です。脈拍が110ほどになる程度の早歩きをする程度の運動が血糖値を下げるには効果があるようです。
糖尿病を患っていると食後の血糖値が下がるスピードゆっくりです。食後に運動を実施することでスムーズに血糖値を下げることができるます。
注意点としては、食事の直後は血液が胃に集まっており、心臓の血液量が少なくなっています。
糖尿病を長らく患っている人はかなり動脈硬化が進行しているので、心筋梗塞などの虚血性疾患を引き起こしていく可能性もあるので注意が必要です。
起床後にすぐに運動をするときは、水分を十分に補うようにして血液の状態をドロドロ状態から改善して運動をするようにしましょう。
また、血糖値を降下させる薬を飲んでいる人は、食前に体を動かすと低血糖の状態になりやすいので注意が必要です。
血糖値が高い状態が続くと、砂糖水がべとべとするように、血液の状態がべとべと状態で、粘りがあり、他の栄養素や酵素などに付着して代謝の邪魔をしてしまいます。
血糖値を下げる薬を飲むことは、対症療法的には必要なことですが、普段の生活習慣から改善していくことがもっとも大切です。特に食事と運動は基本となります。
ブドウ糖が細胞のなかに入っていくには、細胞の外側にあるインスリンレセプターという物質が、インスリンと結合しないとならないからです。
細胞内に入るには、部屋のドアの鍵穴に合う鍵が必要です。
食事をすると、血糖値は一時的に上がります。これは、体内に取り入れられた栄養素がブドウ糖に変わっても、まだ、細胞組織の中に取り込まれていない状態になります。
血糖値が上がると、普通はすぐに膵臓が反応し、ランゲルハンス島のβ細胞からインスリンを分泌し始めます。
分泌されたインスリンが、血液によって運ばれ、細胞膜の受容体と結合すると、細胞内から糖を運ぶ物質が細胞膜に出てきてブドウ糖を細胞内に取り込みます。この作用によって血糖値は下がっていきます。
インスリンの作用が不足してくると、ブドウ糖は、細胞に入ることができません。ブドウ糖がエネルギーとして使用されずに血液の中に残るので、血糖値は高いままになっています。
糖尿病は、この血糖値の値が高い状態が長期にわたって続く病気です。
ブドウ糖がエネルギー源として使用されていないので、エネルギー不足で、当然疲れやすくなります。
また、血糖値が高い状態が長く続くと脱水症状を起こします。そのために喉が渇いてきて、多量の水分をとるようになるので、トイレに行く回数も必然的に増えてきます。
インスリンの作用不足には、現在、三つの理由が考えられています。そのうちの二つは、β細胞に原因があるというものです。
1,インスリンがでない ウイルス感染が引き金になってインスリンを作れなくなった状態です。インスリンがないのでその作用を期待することができません。1型糖尿病の原因になります。
2,インスリンの量が不足気味 インスリンは作られているのですが、高血糖に対するβ細胞の反応が悪くなり、分泌が遅れたり、十分な量のインスリンが分泌されない状態です。分泌が遅くなると、食事をした後の血糖値は下がりません。
3,インスリンが正常に作用しない インスリンは正常に製造され、十分に分泌されているのに、細胞のほうがインスリンの作用をしっかりとうけとめられない状態にある場合です。
血液中のブドウ糖が細胞内に入っていくためには、細胞膜の受容体の受け入れが整えっていないとうまく作用しません。
糖尿病では、インスリンを製造し分泌するところと、インスリンを受け取る細胞のほうと両方の作用を考える必要があります。
血糖を下げる食べ物については情報はこちらから
食事療法は最も効果のある、一番大切な糖尿病の治療です。正しい食事療法を行っただけで、糖尿病が改善される例も少なくありません。その理由は次のように考えられます。
インスリンの分泌は、食事の量によって影響を受けます。ただでさえインスリンの量や作用が不足している糖尿病罹患者が食事を多くとるとますますインスリンの作用が低下して血糖があがります。
それだけでなく、膵臓にとっても、長期間高血糖にさらされることは大変な負担です。そうした状態がつづくうちに、膵臓はますますインスリンを正常に分泌できなくなります。
やがて、ある程度の限界を超えると膵臓はついに、もう耐え切れなくなり、インスリンの分泌をやめてしまいます。
そこで、そうした状況にならないように、不足しているインスリンの働きにちょうど見合った量の食物をとるようにすると、食物は体のなかで完全に利用されます。
そして、膵臓の負担を軽くして健全に保つことができ、再び十分な力を発揮させることができます。そうすれば血糖も高くなりません。
つまり、余分な量の食事を控えるという食事療法によって食物の利用効率を高め、不足しているインスリンの分泌を助け、インスリンを効きやすくすることができるというわけです。
糖尿病の場合、食事療法といっても、特別な病人食ではありません。実は次のふたつの約束事を毎日守る食事法です。1、決められた範囲内のエネルギーにする 2、栄養のバランスのとれが食事をする
つまり、糖尿病の人が食べて悪いものは何もなく、大切なのは、タンパク質、糖質、脂質などのバランスをとりながら、一日に決められたエネルギーの食物をとることです。
これは、いわば、すべての健康人にもすすめられる健康食、バランス食をとるのと同じです。
糖尿病は、尿にブドウ糖がでるのだから、食事は糖質の多い、食品をとらなければいいのではという疑問を持たれる人がいるかもしれません。
しかし、ご飯やパンなど糖質の多い食品を全然とらなくても尿糖はでてきます。しかも糖質を極端に制限をするとかえってインスリンの作用が悪くなり、血糖値が高くなることもあります。
つまり、糖質だけを制限するのは有害で、むしろ一日にとるエネルギーの総量を制限することが重要になります。
第一 タンパク質がブドウ糖と結合して変質 ブドウ糖は、タンパク質と結合しやすい性質を持っています。そのため血液などに含まれるブドウ糖は体のあちこちでタンパク質と結合します。これをタンパク質の糖化といいます。
健康な人でも年をとればタンパク質の糖化たすすみますが、血糖値が高い人は、血液や組織液中にブドウ糖がたくさんあるので糖化が早くすすみます。
糖化したタンパク質は、細胞の中の本来存在するタンパク質とはまったく異なった性質のものに変わってしまいます。
このため、細胞の働きがそこなわれ、大切な機能をうまく果たせなくなります。そのうえ、この糖化したタンパク質は、互いに結合しあって組織の機能をさらに障害してしまいます。
第二 ソルビトールがたまって細胞が水ぶくれに 糖尿病の合併症のもう一つの原因と考えられるのがソルビトールです。
ブドウ糖は細胞のなかで一部ソルビトールという物質に変化し、さらに果糖に変わって代謝されます。
糖尿病になって高血糖がつづくと、ブドウ糖はソルビトールに変えるアルドース還元酵素という酵素が働きだし、ソルビトールが大量につくられます。
ところがソルビトールをさらに果糖に変える働きをする酵素は処理する速度が遅いため、細胞の中にはソルビトールがたまっていきます。
この変化が、神経や血管などに障害を起こすと考えられています。特に腎臓や目の網膜、神経の細胞は、血糖値が高いとソルビトールをたくさんつくりやすいため、これらの器官や組織に合併症が発生しやすくなるという説もあります。
血管障害は、まず毛細血管などの細い血管から始まります。そして、さらに高血糖状態が続いていると、太い血管も障害を受けるようになります。
糖尿病と診断されていなくても安心はできません。境界で糖尿病型に近い状態の場合や、食後高血糖が続く場合には、動脈硬化が確実に進みます。
このように血糖値が高い状態がつづくと、血管が相対的に障害を受けるようになり、その影響が全身に及びます。その結果として糖尿病のいろいろな合併症になります。
糖尿病の合併症としては、糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経障害がよくみられ、これを糖尿病の3大合併症といいます。
目の病気には、細い血管がたくさん通っています。その血管が障害を受けておこるのが、糖尿病網膜症です。
障害を受けている血管から血液がにじみだして、適切な対応をしないと、最終的に網膜がはがれ、失明に至ります。
腎臓は、細い血管の集合体なので、その血管が障害を受けると腎臓機能が損なわれ、腎不全や尿毒症へと向かいます。
神経への障害についてはまだよくわからないこともありますが、血管障害に加えて、代謝系の要因や神経への栄養上の要因が加わっておこると考えられています。
糖尿病の3大合併症は、病気の進行とともに現れてきますが、なかでも糖尿病神経障害は、糖尿病と診断された時点で、すでに発症しているケースもあります。
平均的にみてみても、血糖値の高い状態が5年続くと糖尿病神経障害が、10年続くと糖尿病網膜症が、そして15年続くと糖尿病腎症が発症するといわれています。
ブドウ糖は、筋肉や脳の活動に欠くことできないエネルギー源で、常に一定範囲の濃度が保たれて、血液によって運ばれています。この血中ブドウ糖の濃度を血糖値といいます。
血糖値は、正常であれば、だいたい70〜120mg/dlの範囲にコントロールをされています。
血糖値を促進するホルモン 血糖値が一定の範囲に保たれているのは、主としていくつかのホルモンの作用によるものです。
飢餓の状態になったり、強い運動をしたりすると、エネルギー源であるブドウ糖が不足状態となるため、体はその補充を求めて、血糖値を高くしようとします。
このとき作用するのは、アドレナリンやグルカゴンなどのホルモンになります。食事をした後など血糖値が高い状態になると、エネルギー源として消費をされない分のブドウ糖は、グリコーゲンに姿を変えて肝臓や筋肉に貯えられます。
そして余ったブドウ糖は、中性脂肪となって脂肪細胞に蓄積されます。このとき作用するのは、インスリンといわれるホルモンになります。
インスリンの作用によって余ったブドウ糖が貯蔵にまわされることによって、血糖値は下がっていきます。
糖尿病とインスリンの作用不足 血糖値を上げるホルモンと下げるホルモンとが正常に機能していことによって、血糖値は一定範囲に収まっています。
インスリンの分泌が不足したり、その働きが不十分になったりすると、他に血糖値を下げる働きをするものがないので、血糖値は上がってしまいます。
そうした状態が慢性的に持続するようになってしまった病気が糖尿病です。
糖尿病は最初のころは食事をした後の血糖値が高く、空腹時には正常レベルに下がるという形を示すことが多いです。
その時点で特に何の反応もしなければ、血糖値は全体を通して高いレベルで維持するようになります。
他の多くの病気については、体の自然治癒力が病気を終息させる方向に作用しますが、糖尿病では、そのようなことがおこりません。
なので、適切な治療を始めない限り、高血糖の状態を改善することができない状態になります。
風邪などの場合は、頭痛や発熱、咳などの自覚症状がありますが、糖尿病では、よほど状態が進行しないかぎり自覚症状がありません。
糖尿病が発症しているかどうかは、検査数値が示すだけになります。
血糖値が高めの人にであるとか食後の血糖値の上昇を穏やかにするなど糖尿病予備軍を対象とした食品のコマーシャルをテレビや雑誌などで最近よく目にするようになりました。
頻繁に宣伝をされるのは、商品が売れる可能性があるからです。このことからも、いかに糖尿病予備軍が多いかが想像ができます。
糖尿病の罹患者は年々増加をしています。それに伴って、予備軍も急増をしています。糖尿病に関する調査は5年ごとに行われていますが、2002年の調査では1620万人といわれています。
この数字を成人に限ってみてみると、なんと6人に1人が糖尿病予備軍であることを示した数字です。糖尿病は他人事でない病気です。
自分や、家族の誰か1人が糖尿病にかかっているかもしれないと考えれば、それがどれほどすごい数字であるか納得ができます。
糖尿病やその予備軍が増加したのは、食べ過ぎや飲みすぎ、運動不足などの生活習慣が背景にあります。
加えて、血糖値が高めという程度では自覚症状がでてきません。そのため本人が気がつかないうちにどんどんと悪化して糖尿病を発症するため、いたずらに患者数がふえてしまいます。
また、仮に、健康診断で血糖値が高めと指摘をされても、具合が悪いわけでもないので何も対処しない人が多く、糖尿病と診断されてようやく事の重大さに気がつくということがおおいということです。
原因もなく、血糖値がいきなり上昇することはありません。自分の生活習慣をチェックして、糖尿病や予備軍になるリスクがないかを確認しておきましょう。
もちろん、もうすでに血糖値が基準値を超えているなら、すみやかに治療を始めることはいうまでのありません。
糖尿病にかかると動脈硬化を促進することがはっきりとしています。早め早めのコントロールをしておくことが大切になります。
人が食べるご飯やパンなどに含まれている糖質は、腸管内でブドウ糖に分解されてから吸収され、血液中に入ります。
このブドウ糖をエネルギーに変えるはたらきをになっているのが膵臓から分泌されるインスリンというホルモンです。
糖尿病は、このインスリンの量が不足したり、インスリンの作用が悪くなったりして起こる病気です。
インスリンの働きが悪くなると、血液中に糖がたまってしまい、慢性的な高血糖状態がつづきます。血液の循環が悪くなり血管障害が続きます。
糖の代謝異常は動脈硬化を促進させます。その結果として脳梗塞を起こしやすくなってしまいます。
食生活が豊かになって、生活が便利になったことで急激に増えているのが糖尿病です。初期のころには自覚症状がほとんどありません。健康診断などで血糖値の異常を指摘されることではじめて気づくことも多いようでs。
糖尿病の恐ろしさは、動脈硬化を促進させ、さまざまな循環器の合併症をもたらすことです。当然血管の病気である脳梗塞の危険度も非常に高くなっていきます。
メタボ健診もはじまりましたが、糖尿病、高脂血症、高血圧、肥満といった症状が重なり合うと本当に危険です。
メタボは、痛みがないだけに油断をしがちですが、虚血性疾患は、くるときは一瞬にしてきます。
歯周病は糖尿病の合併症のひとつと考えるられるものです。アメリカ歯科衛生士協会の発表によると糖尿病者の95%に歯周病があるといわれています。
糖尿病による高血糖、高インスリン血症が太い血管も毛細血管も傷つけて、さまざまな合併症を引き起こしていくわけで、口腔内のトラブルも当然発生します。
血管の障害のため、白血球の機能が低下し、炎症が起こった場合に治癒力が弱まり、歯周病が悪化するのです。
そのため、糖尿病で歯周病に悩む人は多いのです。また、歯の治療によって、糖尿病であると判明した人もいます。
歯周病の防止は、糖尿病の症状を悪化させないと同時に、きちんと食事を取るための大切なことなのです。歯周病防止のためには、糖尿病を進行させないことです。特に口の中の清潔を守ることが重要です。
口の中の清潔にしておくポイント
・食後の歯みがきをかかさない。歯1本1本を、力を入れすぎず丁寧に磨きましょう。
歯ぐきと歯の境目の磨き残しに気をつけてください。・歯の間の汚れは歯ブラシで落としきれないので、歯間ブラシやデンタルフロスを使って汚れを残さないように。
・定期的に歯医者に通い、自分では落しきれない汚れや歯石を除去してもらいましょう。
また、虫歯や歯周病のチェックもしてもらい、必要があればきちんと治療を受けてください。
放置しておいて、よくなることはありません。
歯周病や虫歯を放置しておくと、当然食事を満足にとれなくなります。そうすると食事バランスをうまく保てなくなり、結果糖尿病を悪化させ、歯周病もまた糖尿病の悪化により悪化する悪循環に陥ります。
血糖値をしっかりとコントロールしたり、肥満を解消することは歯周病の予防や治癒にもつながります。また、歯周病の治療を行うことも糖尿病の症状軽減につながります。
糖尿病も歯周病も同時に治療して、健康を保つよう心がけてください。
目だった自覚症状もなく、治療を受けずに放置している人が多い糖尿病ですが、糖尿病で死亡する人は年間で約1400万人もいます。
糖尿病の最大の問題とされているのは、糖尿病が引き起こす合併症です。
糖尿病性神経障害、糖尿病網膜症、糖尿病腎症を糖尿病の三大合併症と呼んでいます。これらは糖尿病に特有の合併症で、血糖コントロールをしないまま放置をしているとると、糖尿病になってから早ければ2〜3年後にこれらの合併症が現れてくる人もいます。
糖尿病の合併症のなかでもっとも早く現れるのが糖尿病神経障害です。その多くは、初期には自覚しにくい末梢神経障害で、腱反射の低下や手足がしびれる、怪我ややけどの痛みに気づかないなど、その症状はさまざまです。
神経障害がおきると靴ずれや爪のトラブルなどに気づかず、悪化させると治りにくいので十分に注意をしましょう。
その他、筋肉の萎縮や筋力の低下、胃腸の不調、ほてりや冷え、立ちくらみ、発汗異常、EDなど、さまざまな自律神経障害の症状も現れてきます。
糖尿病が原因で視覚障害になる人の数は、年間約3500人です。目の奥の眼底にある網膜の血管に障害がおきて出血を繰り返し、これといった自覚症状もないまま進行していきます。白内障を招くケースもあります。
現在、糖尿病による腎臓障害で新たに人工透析を始める人は、年間約1万人以上です。近年では、人工透析導入の原因のトップは糖尿病腎症です。
糖尿病腎症が進むと、尿をつくる腎臓の糸球体という部分の毛細血管に障害がおきて、腎臓の働きが悪くなってしまします。
慢性腎不全が進行すると、血液をろ過する器機などに腎臓のかわりをしてもらう必要が生じてきます。
これを人工透析といい、週に2〜3回、医療機関に通って長時間の透析を受けなければならなくなります。
普段の生活が制限され、辛抱強く治療を続けていかなければなりません。人工透析には、2種類の方法があります。
ひとつは腕の動静脈を手術して、そこに血液濾過器から管をつないで透析をおこなう血液透析、もうひとつは腹腔内に透析液を一定時間入れた後、回収する腹膜透析です。
いずれにしても、人工透析は毎回3〜4時間を要し、生活を人工透析のサイクルにあわせることになります。
インスリンの働きには、血液中のブドウ糖を細胞に取り込み、エネルギー源として筋肉に蓄えたり、脂肪として長期的に貯蔵するのを促進する働きがあります。
インスリンの働きが悪くなってくると、血液中のブドウ糖が細胞で利用されないため、血液中の濃度が上昇し、尿中にも糖が混じるようになります。
糖尿病の初期の頃では、自覚症状は現れません。糖尿病の症状がすすんでくると、のどの乾き、多尿、倦怠感、体重の減少などの症状がでてきます。
糖尿病が進んでくると、細小血管がおかされ、糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経障害などの合併症がでてきます。
最近よくいわれるメタボリックシンドロームの症状に加え、喫煙などの多くの危険因子が重なってくると、動脈硬化を基盤とした大血管障害を合併し、脳梗塞や心筋梗塞など、命にかかわる病気を引き起こしてしまいます。
糖尿病の原因 子供や若年者に発症する1型糖尿病と、中高年以降に発症する2型糖尿病があります。1型は、なんらかの原因で膵臓のインスリンをつくる細胞が破壊され、インスリンが産生できなくなるタイプになります。
2型は、インスリンの産生量には、問題がないのに、うまく作用しないタイプです。2型は、インスリンの産生量には問題がないのに、うまく作用しないタイプとなります。
1型は原因がはっきりとしていませんが、2型は遺伝的体質に加え、過食や運動不足などの生活習慣要因がからんでいるとみられています。日本人の9割以上は、2型糖尿病です。
糖尿病の治療法 1型の場合は、1日数回、インスリンを注射して補充するインスリン療法が欠かせません。2型の場合は、食事療法と運動療法をおこなって、効果がないときは薬物療法を行います。
食事療法 自分の体験や活動強度に基づいて求められる一日の総エネルギー摂取量をきちんと守り、糖質、タンパク質、脂質などの栄養素をバランスよく摂取するよう心がけます。
食事療法おろそかにすると、インスリン注射をしても効果が上がらないので、医師や管理栄養士の指導に従うことが大切です。
運動療法 30分以上の有酸素運動を毎日続けます。運動によって、インスリンの作用効果を向上させることができます。ただし、運動療法も医師のアドバイスを受ける必要があります。
薬物療法 2型糖尿病では、経口血糖降下薬が使用されます。スルホニル尿素薬、ビグアナイト薬、αーグルコシダーゼ阻害薬、インスリン抵抗性改善薬などを、必要に応じて医師が処方します。1型と同様にインスリン療法を並行して治療する場合もあります。
自己血糖測定 治療の効果や自分の健康状態を把握するために、糖尿病にかかっている人は、日常的に血糖値を測定する必要があります。
自宅や外出先でも簡便に血糖値が測定できる機器が普及していて、それを活用して毎食前後に血糖値を測定、記録し、その結果を治療に生かすことが望ましいとされます。
糖尿病では、がんにかかりやすくなり、そのリスクは3割り増しになるそうです。糖尿病にかかっているとがん発症のリ危険が2〜3割高まることが厚生労働省研究班の大規模疫学調査でわかりました。
1990年から1994年にかけて、40歳から69歳の男性約4万7000人、女性約5万1000人を対象に、糖尿病の有無や生活習慣などを聞き、その後の経過を2003年まで追跡調査をすると、男性で3907人、女性2555人ががんにかかっていました。
そのうち、糖尿病になっていた人は糖尿病でない人と比べて、がん全体では、男性で27パーセント、女性では21パーセント上回り、また男性では、肝臓がんで2.24倍、腎臓がんで1.92倍、膵臓がんで1.85倍とリスクが高まっていった。女性では肝臓がんで1.94倍、胃がんで1.61倍でした。
糖尿病では一般的に、病気がすすむ過程で、インスリンが過剰分泌されますが、実験では、こうした状態になると細胞の増殖が刺激され、がんにつながりやすいことがしられています。こうしたことが糖尿病になるとがんの発症リスクが高まると推測されています。
一方で、肝臓がんを招く慢性肝炎などを抱えていることが逆に糖尿病の発症リスクを高めている可能性もあります。
研究班班長の津金予防研究部長は、糖尿病につながる肥満や運動不足、喫煙といった生活習慣を改めることが、がんの予防に役立っていくと話しています。
九州大学医学部は1961年から福岡県久山町で住民検診をはじめ、生活習慣や体質と病気の関係を研究しています。死亡した場合は解剖強力を求めています。
そのなかで、清原裕・九州大学医学部教授らは、同町民約800人を15年にわたって追跡調査をしました。糖尿病では失明など合併症に加えて、がんや脳梗塞、心臓病などいろいろな病気の温床になり、特にアルツハイマー病では、4倍以上も発症するリスクが高まることがわかりました。
さらに1985年認知症ではないと判断した65歳以上の826人を追跡し、2000年までに集めたデータの解析を進めてきました。
清原教授は、アルツハイマーを引き起こすとされる物質はインスリン分解酵素によって分解されます。耐糖能異常の人はインスリンが少ない場合が多く、分解酵素も減ってしまうので、アルツハイマー病の危険性が高まると分析しています。
また、40〜79歳の約2400人を88年から12年間追跡して、糖尿病とがん、脳梗塞などとの関係を調べた結果、糖尿病の人はそうでない人よりも、がん死亡の危険性が3.1倍高く、脳梗塞も1.9倍、心筋梗塞など虚血性心疾患も2.1倍高いということでした。
清原教授は、糖尿病対策がアルツハイマー病予防につながる可能性がある。国内でここ十数年で耐糖能に異常がある人が女性で2割、男性で4割増加していて、対策を急ぐ必要があると話しています。
腎臓の主な働きは、汚れた血液をろ過して、身体に不必要なものを尿として排泄するという、大変重要な働きがあります。しかし、糖尿病で、高血糖の状態がつづいてしまうと、血液をろ過する役目を持つ腎臓の糸球体の毛細血管が障害を受け、この働きが低下します。こうした症状が糖尿病性腎症です。
糖尿病性腎症は、腎臓が糖尿病による高血糖に長年さらされることにより、腎臓の濾過機能を担う糸球体が損なわれる病気です。腎症の病期は、主な臨床症状の有無によって、第1期から第5期に分類されています。
はじめは、高血糖のため、むしろ糸球体濾過量は増加していますが、糸球体のなかの血圧が高くなり、糸球体の毛細血管からの血漿蛋白質の透過性が高まって、アルブミン尿が出てきます。腎症がさらに進むと、もっとサイズの大きい蛋白も排泄されるようになり、蛋白尿になります。蛋白尿が高度になると低蛋白血症になり、糸球体濾過機能の減少と相まって浮腫が起こってきます
腎臓の障害が進行すると、体内の老廃物を排泄することができなくなり、放置すると尿毒症を起こして、命の危険にさらされます。糖尿病性腎症は自覚症状がない時期が長く、その間に徐々に進行します。糖尿病がおきて10〜15年ほどで、普通の尿検査では検出されないほど微量のタンパクが検出されるようになります。
そしてこの状態を放置しておくと、だんだん蛋白尿がでるようになって腎臓の機能が低下して、腎不全を起こします。そうなってしまうと人工的に血液をろ過する人工透析が行われるようになります。糖尿病になってしまうと高血糖の状態がつづくのでどうしても血糖のコントロールをしなければなりません。
糖尿病にかかっていると、がん発症の危険が2〜3割高まることが、厚生労働省の研究班の大規模な疫学調査で明らかになりました。
90〜94年にかけて、40〜69歳の男性約4万7000人、女性約5万1000人を対象に、糖尿病の有無や生活習慣病などを聞き、その後の経過を03年まで追跡すると、男性で3907人、女性2555人ががんにかかってしました。
そのうち糖尿病になっていた人は糖尿病でない人と比べて、がん全体では、男性で27パーセント上回り、また、男性では肝臓がんで2.24倍、腎臓がんで1.85倍とリスクが高まっていた。
女性では肝臓がんで1.94倍、胃がんで1.61倍でした。
糖尿病では一般的に、病気が進行する過程でインスリンが過剰分泌される高インスリン血症が実験では、この状態になると細胞の増殖が刺激され、がんにつながりやすいことが知られています。
このことが糖尿病になると、がんの発症リスクが高まると推測されています。
また一方で、肝臓がんを防ぐ慢性肝炎などを抱えていることが逆に糖尿病の発症リスクを高めている可能性があるとしています。
糖尿病につながる肥満や運動不足、喫煙といった生活習慣を改めることが、がんの予防に役立つとしています。
腎臓には、血液をろ過して、身体に不必要なものを尿として排泄するという、大変重要な働きがあります。
しかし、糖尿病で、高血糖の状態がつづいてしまうと、血液をろ過する役目を持つ腎臓の糸球体の毛細血管が障害を受け、この働きが低下します。
これが糖尿病性腎症です。
腎臓の障害が進行すると、体内の老廃物を排泄することができなくなり、放置すると尿毒症を起こして、命の危険にさらされます。
糖尿病性腎症は自覚症状がない時期が長く、その間に徐々に進行します。
糖尿病がおきて10〜15年ほどで、普通の尿検査では検出されないほど微量のタンパクが検出されるようになります。
そしてこの状態を放置しておくと、だんだん蛋白尿がでるようになって腎臓の機能が低下して、腎不全を起こします。
そうなると人工的に血液をろ過する人工透析が行われるようになります。
糖尿病になってしまうと高血糖になってしまうため、どうしても血糖値のコントロールをしないといけません。
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教えてgoo ヤフー知恵袋より
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糖尿病は初期の段階では、そのほとんどが自覚症状がありません。
糖尿病の症状が現れた場合は、ある程度糖尿病の病状が進行していると考えられます。
ですから糖尿病を予防するには、食べ過ぎや運動不足といった危険因子が自分にないかどうかをチェックして、少しでもリスクを少なくしていくことが必要になります。
糖尿病がある程度進行してくるといくつかの自覚症状があらわれてきます。
糖尿病が怖いのは、腎臓病や網膜症、神経障害などの合併症がおこることです。
血糖値の高い状態がつづけば続くほど、こうした合併症を併発する可能性があるので、次のような症状があらわれたら、すぐに検査を受けるようにしましょう。
のどが渇く
尿が多くなる
尿に独特の甘いにおいがする
疲れやすい
インポテンス、陰部がかゆくなる
手足のしびれ
視力が落ちてくる
体重が減少する
足がつる
糖尿病の症状について
教えてgoo ヤフー知恵袋より
糖尿病の前兆って何ですか?
糖尿病の前兆って何ですか?(続きを読む) 2007/02/17 3:08:43
自分は糖尿病になるんではないか?もしかしてもう糖尿病なんではないかというくらい...
自分は糖尿病になるんではないか?もしかしてもう糖尿病なんではないかというくらい甘いものが好きで食べています。どうしても甘いものが食べたいのです。特に休みの日に。昨日は・・・。・朝に朝食の後にチョコ、大...(続きを読む) 2005/10/13 10:05:31
糖尿病初期、または進行した時の症状について
・・・減りました。大好きなお酒も飲まなくなりました。でも喉が渇くといってお茶をビールジョッキ三杯くらい飲みます。また、今日はご飯はあまり食べませんがお菓子を食べていました。糖尿病の初期症状で食欲の異常...(続きを読む) 2006-03-07 18:54:00
境界型糖尿病で 自覚症状?
・・・境界型糖尿病で(1)口渇、多尿、体重減少、倦怠感などの自覚症状が出ますか?(2)発症した体重減少と、食事療法の成果とははっきり区別がつくものでしょうか?....(続きを読む) 2006-12-09 01:11:00
血糖値は高くないのに、糖尿病にみられる症状があるのですが
・・・ることに気づきました。私はやせているので糖尿病の心配はないと思っていたのですが、1種糖尿病というやせてる人もなる糖尿病があると知りびっくり。糖尿病かも?と思ったのですが、健康診断書....(続きを読む) 2005-10-22 23:44:00
糖尿病の症状?
・・・に社会復帰(?)策をとり、今はなんとか始業時刻に出勤しています。7時間程度は寝ていて、規則正しいリズムで生活できています。何かの病気を疑うべきでしょうか。軽い糖尿病の症状でしょうか。…って、こう...(続きを読む) 2005-02-12 00:37:00
糖尿病の初期症状について
・・・糖尿病の症状に、「足の裏のしびれ」が出ると聞いたのですが、その症状は初期に見られるものでしょうか。それとも、ある程度進行してからのものですか?....(続きを読む) 2006-09-02 20:15:00
糖尿病でなくても低血糖になりますか?
・・・、糖尿病患者さんだけがなるものじゃないのでしょうか?私も時々低血糖のような症状になりますが、貧血の症状だと自分では思っています。糖尿病と言われたことはありませんが、低血糖を起こす人は将来糖尿病....(続きを読む) 2001-09-22 14:12:00
この食生活・症状は糖尿病になりますか?
・・・知人の食生活・症状を聞いて糖尿病と関係あるのか気になって投稿します。今年の夏から異常なほど汗をかくようになったそうです。真夏は15分ほどの睡眠でも首周りに水滴が浮かぶほどの汗をかくようになりまし...(続きを読む) 2005-10-07 10:46:00
糖尿病?
・・・うちのトイレは和式便器なんですが、さっきトイレに入ったら白く濁った尿が便器にたまってました。家族の誰かがした尿です。これって糖尿病かなんかの症状ですか。だとしたら家族の誰かが糖尿病なので心配です...(続きを読む) 2002-05-14 13:14:00
糖尿病のサインなのでしょうか?気になる症状があります。
・・・です。以前からネットで糖尿病に関するページはいくつか目を通していますが一日中寝込んでいる為かふくらはぎの痺れ感も有ります。元々自律神経系が弱いので症状も気にすることないのか、所謂「糖尿病予備軍」...(続きを読む) 2003-05-10 03:12:00

