胃腸の病気

免疫系異常と胃腸炎とは密接な関係があります。それは、胃腸粘膜は皮膚の表面や気管、肺の粘膜と同様、内と外と分かつ生体防御の最初のバリアになるからです。

しかも胃腸炎が原因となって冷えの亢進になることもわかっています。

免疫系異常にあると、多くの炎症伝達物質がいろいろな場で放出されます。

なかでも胃では粘膜の上皮にあるマスト細胞から放出されるヒスタミンが過剰分泌となり胃壁を荒らします。

胃の粘膜表面は中性の粘液の膜で胃液から胃壁を防御していますが、胃液というのは金属を溶かしてしまうほど強い酸です。

そこで、多量の胃酸が頻繁に分泌されると胃壁のバリアーを破壊し持続的な炎症を起こしてしまいます。

強い精神的ストレスや暴飲暴食は胃粘膜を弱くさせますが、免疫系異常で胃壁の炎症を起こしているところにこうした条件が重なると胃腸炎が起きやすくなります。

一方、十二指腸で胆汁や膵液などで中和された食物は小腸に送られます。

小腸の腸壁にはセンサー細胞と呼ばれる細胞があり、アレルゲンや毒性物質を確認すると、大量の水分を放出して食物を早く体外に排泄しようとします。これが下痢症状といわれるものです。

食べた物を消化するために、胃や腸に大量の血液が集まります。消化した栄養素は腸で吸収し、血液にのせて肝臓に送られ、熱源として加工されます。

胃や腸の炎症は養分の吸収を阻害することから、肝臓への栄養素の供給が十分にいかなくなり熱発生などに重大な支障をきたすことなるので、これらの臓器を含めて、内蔵を冷やさないようにすることが肝要です。


過敏性腸症候群は、腸が精神的ストレスなどの刺激に対して過敏反応を起こして腹痛や便通の異常をきたす病気です。

以前は、慢性大腸炎によるものとされていましたが、実際には大腸には炎症はなく、大腸の機能トラブルでの病気ということで過敏性大腸症候群といわれていました。

大腸だけではなく小腸も関与するので、過敏性腸症候群呼ばれるようになりました。

現在では、ストレスの多い社会における現代病の一つとして、過敏性腸症候群にかかる人が多くなっています。

特に若い女性や中間管理職のサラリーマン、受験生などの発症例が多いようです。

過敏性腸症候群は、腹痛を伴う下痢や便秘などを繰り返し起こすのに、胃腸の検査をしてみても原因となる傷や病気が見つからず、病名を特定できずに不安になる人が多いので、以下のような過敏性腸症候群の特徴的症状に当てはまるかどうかチェックしてみましょう。

下痢型・・・腹痛を伴う下痢が頻繁に起こる。特に朝起きた時から始まって、1日に何回も便意を催し、これが何日も続く。

便秘型・・・腹痛を伴う便秘で、うさぎの糞のようなコロコロした小さな便が水に浮かぶ。

これが長期間続く。交替性便通異常型・・・下痢や便秘を繰り返すことが何日も続く。

こういった便通の異常だけでなく、食欲不振や吐き気、ゲップがよく出る、腹が張る、おならがよく出る、疲労感や頭痛などの症状も伴う場合もあります。

このような症状が長期間続くようであれば、専門医に相談して薬での治療をしましょう。

胃腸の機能を調整する薬や下痢止めなどが処方されますので、まずは正常な胃腸機能に戻すよう食生活や生活習慣なども見直して改善して行きましょう。

胃腸はストレスによる影響を受けやすい臓器です。過敏性腸症候群はストレスによって自律神経のバランスを崩して発症しますので、なるべくストレスを溜め込まない、上手にストレスを発散する方法等も併せて病院でのカウンセリング治療を受けると良いでしょう。

精神的なストレスや、食生活の乱れによって起こる場合が多いので、まずはその要因を解消することが基本です。精神的に不安定な状態を解消し、ストレスの原因となっているものを はっきりさせて、これを取り除くことが大切です。

精神的苦痛の多い場合は向精神薬なども併用しながら、自分にあったストレス対処方法を見つけていきましょう。




腹膜炎は、腹腔と腹部の臓器をおおっている腹膜になんらかの原因で細菌が感染して炎症をおこしてしまう病気です。

腹膜炎は、突発的に発症し、急速に症状が悪化をしていく急性腹膜炎と、慢性的に症状がすすんでいく慢性腹膜炎があります。

急性腹膜炎の症状には、激しい痛みが腹部全体に広がっていき、喉の渇き、吐き気、嘔吐、発熱、腸閉塞といった症状がでてきます。

慢性腹膜炎の症状には、発熱、腹痛、微熱、寝汗、お腹の張りといったものがでてきます。

発症する初期の頃には、腹膜炎の炎症は一部となり、部分的な腹痛を覚える程度になりますが、炎症が徐々に広がってくると、腹部全体の痛み、発熱、嘔吐などがみられ、全身状態が悪化していきます。

腹膜炎では、適切な処置が施されていないと、ショック状態に陥ることなり、命の危険性をともないます。

腹膜炎を起こしたときにとられる治療は、開腹をして、お腹にたまっている膿を取り除く手術がおこなわれます。

それと同時に、炎症の原因となっている細菌を死滅させるために抗菌薬を服用するようにし、点滴による栄養補給などを施します。

慢性腹膜炎では、原因疾患の治療と並行して、抗菌薬を服用しますが、腸管の通過障害などの症状を改善されないときは、手術が行われるようになります。

腹膜炎は、炎症を起こすもとになる病気が悪くなって起こされることが多いので、腹部に関係する病気がある人は病気の症状を悪化させないことが、腹膜炎を予防していくことに大切になります。


急性胃腸炎は俗におなかの風邪といわれている症状です。突然に嘔吐をおこしたり、下痢をしたり、腹痛などの消化器症状を総称して、急性胃腸炎といいます。

急性胃腸炎の原因とされるのは、ウイルスによるものと細菌によるものとに分けられています。

ロタウイルスなどウイルス性の胃腸炎が9割近くを占めています。特にロタウイルスは、乳幼児の冬季下痢症の原因になることが多いようです。

細菌性の原因菌には、カンピロバクター、腸炎ビブリオ、病原性大腸菌、そしてO-157などがあります。

急性胃腸炎の対症療法としては、脱水を防止するための水分補給と体力を温存して胃腸に負担をかけない食事療法が用いられています。

胃の粘膜は数日で新しい細胞と入れ替わっていくので、その間は、食をとらないで、胃を休めるようにします。

水分をとるときは湯冷まし、お茶などが基本となります。スポーツドリンクには塩分が含まれているので、過剰な摂取をするとむしろ身体には負担となります。

口から飲用できないときには、点滴で補うようにします。下痢や嘔吐が続いているときは、食事をとっても胃腸に負担をかけるだけなのでしばらくは、何も食べないようにします。

消化器官が十分に落ち着いてから、重湯や乳児の場合は薄いミルクから始めるようにします。



腸閉塞とは、腸が詰まったり、ねじれたりして腸管がふさがり、食べたものが停滞して通過障害をおこす症状です。症状は、発熱・嘔吐・腹痛・吐き気・ガスや大便が出ない、脱水症状などが上げられる。

腸閉塞は、症状によっては、大至急に処置を受けなければ、生命の危険をもたらすことになります。腸閉塞になると腹痛はもちろんですが、何も食べることができなくなって嘔吐を繰り返しおこします。

そして、腸閉塞では、腸閉塞毒という毒性物質が発生していくことで、全身に中毒作用を起こしてしまうとされているので緊急処置が必要になってきます。

腸閉塞は、その原因から、機械的な腸閉塞と機能的な腸閉塞に2種類に分類されます。機械的なものは単純性のものと、こうやく性のものにわけられます。

腸閉塞では、何よりもたいせつなのが、早期診断と早期治療になります。軽い場合はできるだけ消化のいいものを食べるようにして、安静していればなおってしまいます。

治療では、抗生物質投与と腸管内圧を下げる処置がとられますが、腹部の激痛やその他の症状がでてきたら、早急に緊急外科手術の可能な医療機関へ行くことが重要である。食事の摂取や経口的な水分は、腸管自体の閉塞があるたとってはいけません。

またなおったとしても、便通には注意をするようにして、毎日1回はトイレにいくようにして、便秘を防いでいくことが大切です。



胃下垂症は、立っているときに、胃の組織が伸びきって、垂れ下がり、骨盤のなかへ落ち込んでいる状態になります。胃下垂は、そのほとんどが生まれつきで発生しているもので、特に症状もなく病気という範疇にはいりません。

胃下垂症状がでていると、ちょっとしたことから、胃の働きが弱ってきやすいのは確かなことです。

こういう体質の人は、非常に神経質な人が多く、胃が弱いという不安感から、それが無用の負担をかけ、みぞおちの周辺に絶えず重苦しさを感じたり、便秘がちになったり、胸焼けがしたり食欲不振におちいったりします。

胃下垂があってこのような症状になると胃下垂症といわれています。

胃下垂症がおこる引き金になるのは、暴飲暴食、過労、ストレスなどです。胃下垂そのものを特に治療する必要はありません。

胃下垂症の一番の治療法は、軽いスポーツをしたり、趣味に興じたり、おいしいものを食べに行く楽しさを覚えるなど、精神面でもリラックスをして、心にのこる不安感を取り除いていくことが大切になります。


胃下垂症というのは、立っているときに胃が伸びきってしまい、垂れ下がり、骨盤のなかへ落ち込んでいる状態をいいます。

胃下垂は、そのほとんどが生まれつきのものといわれ、特に症状もなく、病気ということではありません。

ただし、胃下垂があると、ちょっとした事から胃の働きが弱りやすいのは確かです。こういう体質の人は、非常に神経質な人が多く、胃が弱いという不安感からそれが胃に無用の負担をかけてしまいます。

胃下垂症では、みぞおちの周辺に絶えず重苦しさ感じ取り、便秘がちになったり、胸焼けがしたり食欲不振に陥ったりします。胃下垂があって、こういう状態になるのが胃下垂症の特徴です。

胃下垂症をおこしてしまう原因は、主に暴飲暴食、過労やストレスなどです。胃下垂そのものを特に治療する必要ありません。

軽いスポーツをしたり、趣味に興じたり、おいしいものを食べに行く楽しさ覚えるなどして精神的にリラックスして不安を取り除くことなどをこころがけていくことが胃下垂症の一番の治療法です。


過敏性腸症候群は、強いストレスがきっかけとなっておこり、自律神経が乱れて発症します。過敏性腸症候群は、腹痛と便通異常を主に消化器症状がつづき、それが、身体的な検査をしても器質的な異常がなく、機能面での異常だけが認めらられる疾患とされています。

過敏性腸症候群の主な症状としては、下痢がひどい、便秘がひどい、下痢と便秘の繰り返しによってお腹がはるなどです。便秘や下痢のほかに肩こりや、動悸、顔があかくなる、イライラするなど自律神経失調症の症状が一緒にでることがあります。

他にも、排便後に残便感があるとか、排便時に、必ずおなかが痛くなるとか、平日だけ、便秘や下痢になることが多いなどがあります。腸をはじめとして消化器の働きは、健康な人でも心理的なストレスをはじめとするさまざまな刺激によって影響を受けます。

過敏性腸症候群の人の腸や消化器はさらに敏感で、少しの刺激で便通異常や腹痛などを起こしてしまいます。過敏性腸症候群にかかっている人の85%以上が何らかのストレスを影響をうけているといわれています。

過敏性腸症候群と診断されたら、規則正しい生活をし、バランスのいい食事をとり、睡眠をしっかりととって、そしてできるだけ過度のストレスがかからないような生活をおくることが大切になります。

下痢の症状が、ひどいときは、消化のいいタンパク質、便秘が長いことつづくときは、食物繊維が豊富な食品をとるようにします。あまりに症状がひどいときは、整腸剤や緩下剤などを使用します。


過敏性腸症候群という病気

長期間にわたって下痢や便秘に悩まされたり、下痢と便秘を交互に繰り返すことがあります。これを過敏性腸症候群といいます。その原因として考えられているのが強いストレスが原因となって自律神経のバランスが崩れて発症します。

過敏性腸症候群は、便秘や下痢のほかに、肩こりや動悸、顔が赤くなったりイライラするなど、自律神経失調症の症状が一緒にでることもあります。

過敏性腸症候群の治療では、規則正しい生活をし、バランスのいい食事をとり、運動を適度にし、睡眠をしっかりととるにように心がけます。

そして、できるだけ過度のストレスがかからないような生活を送るようにします。下痢の症状が強い場合では、消化のよい高たんぱく食品、便秘が続くときは、食物繊維が豊富な食品がお勧めです。

ただし、過敏性腸症候群の症状があまりにもつらいときには、整腸剤や緩下剤などを使います。過敏性腸症候群で気をつけなければいけない症状は、何週間も、下痢や便秘が続いている、排便後に残便感がある、排便前に、必ずおなかが痛くなる、平日だけで、便秘や下痢になることが多いといったものです。


胃潰瘍 十二指腸潰瘍とストレス

胃潰瘍、十二指腸潰瘍は、胃液と保護液とのバランスがなんらかの原因によってくずれてしまい、胃壁が胃液によって自家消化され傷ができてしまう病気です。

その原因は、まだ十分に究明をされていませんが現在のところでは、攻撃因子である胃酸と防御因子である胃液保護液のバランスが精神的なストレスでくずれることでおこるであろうといわれています。

その傷の程度は、粘液層のびらんから筋層の傷、穿孔までいろいろとあって、症状を自覚しないものから吐血、下血、激痛のおこるものまであります。

一般的には、食前、食後の痛み、胸焼け、ゲップなどです。よく、食後の痛みは胃潰瘍、食前の痛みは十二指腸潰瘍といいますが、胃炎でも同じような症状がでてくるので、素人判断は避けるようにしましょう。

胃潰瘍、十二指腸潰瘍での食事の基本は、傷を刺激せず、胃液分泌促進させない食べ物を選ぶようにし、なるべく栄養価の高い、鮮度の良い食品をバランスよく食べることが大切です。それとよくかむこと、一日に食べる量を4〜5回にわけて食べる分食法、ゆったりとした気持ちで食べることも大切です。

胃や十二指腸は、ストレスは精神的緊張が続くと、どんな人でもその影響をうけやすいことを知っておきましょう。


胃拡張について

胃拡張というと食事を多くとる人、大食漢を連想しますが、大食家と胃拡張は特に関係ないようです。胃拡張は、医学的な考察からすると胃壁の緊張低下が起こり胃内容物を排泄できなくなって胃全体が著しく拡張した状態をいいます。

腹壁手術や全身麻酔の後に胃拡張が認められることがありますが、急性膵炎、急性胆嚢炎、糖尿病などにも合併することがあります。胃より先の消化管や、胃幽門、胃から十二指腸への出口までが狭くなり、胃の内容物がたまって胃拡張を起こしてくることもあります。こうした症状がおこる原因として考えられるのは、胃潰瘍、胃がん、膵臓がんなどが考えられます。

胃拡張でおこる主な症状としては上腹部の張った感じ、つまり腹部膨満感であるとか、嘔吐が起こりかなり前に食べたものが混じってきたりします。

急性胃拡張は、開腹術後や、急性感染症の経過中に、胃の筋肉の緊張が急激に失われ突然発症してきます。ただ、急激な胃の筋肉の弛緩はどうして起こってくるのかまだ詳しく解明はされていません。

筋肉が弛緩し胃の収縮する力が低下すると、胃液や飲み込まれた空気が胃から排泄されずに大量に胃内にたまるようになり巨大な胃が形成されます。嘔吐をくり返すため、水分や電解質が欠乏し、虚脱症状に陥る重篤な疾患です。輸液などの適切な治療が必要になります。その場合、急いで医師の治療を受ける必要があります。



腸閉塞の原因 腸の閉塞は腸閉塞症でも、機能的な詰りでも起こります。麻痺性の腸閉塞症は、幼児や児童の閉塞の主な原因になっています。麻痺性の腸閉塞症の原因には次のようなものがあります。-腹腔内の感染-腸間膜虚血(腸を支える膜への血液供給の減少)-腹部への血液供給の減少-腹腔における外科的手術の後遺症

-腎臓あるいは胸部の疾患-代謝障害



麻痺性の腸閉塞症は幼児だと胃腸炎、電解質異常、肺炎の原因になります。少し大きな子供になると腹膜炎、炎症を起こした虫垂の破裂、尿毒症を起こします。麻痺性の腸閉塞症には、腹部の膨張、腹音の消滅や、ごくわずかな痛みがあります。麻痺性の腸閉塞症の発生数は機能的な閉塞に比べて多いのですが、症状はそれほど重くありません。



機能的な閉塞は、腸を通過する消化された内容物の動きが物理的な原因で妨げられる時に起こります。閉塞を起こす機能的な原因は数多くあります。たとえば、

-ヘルニア-手術後の癒着や組織の損傷-ぎっしり詰った便、胆石-腫瘍-内芽腫の進行(組織の異常な成長)-腸重積症、腸捻転-異物



腸閉塞で、腸へ送られる血流を妨げられると、感染や壊疽を併発して組織が死んでしまいます。危険因子として腸の悪性腫瘍、クローン病、ヘルニア、腹部の手術があります。発生率は、2,000人に2人の割合です。


大腸憩室炎とは

大腸憩室炎は、大腸の壁が外側に押し出されてできた、直径数ミリ程度のくぼみに、炎症がでてくる病気です。

大腸憩室炎の主な自覚症状として、おなかの右下や左下あたりに急に痛みが起こります。炎症がひどくなると発熱する場合もあります。また、人によっては腹痛を繰り返すこともあります。

高齢者の大腸に憩室ができる原因のひとつとして、加齢と共に大腸の壁が弱ってくることがあげられます。便やガスが通過するさいにかかる大腸の中の圧力によって、大腸内壁内の弱っている部位が外側に押し出されると憩室ができます。

憩室は多数できることもありますが、憩室があるだけならあまり問題はありません。しかし、憩室に細菌感染が起こると、炎症を生じることがあります。これが大腸憩室炎です。

また便秘がちの人も、たまった便で大腸の中の圧力が高まるため、大腸の壁の薄い部位に憩室ができることがあり、炎症がおこりやすいといえます。

通常、大腸憩室炎の治療は、抗菌薬の内服薬や注射薬を用いて、炎症を抑えます。炎症が強い場合は、同時に一日程度絶食して、腸を安静にします。一般に2〜3日程度で炎症は治まりますが、抗菌薬は、一週間ほど使用します。

ただ、憩室に完全に孔があいて腹膜炎がおこってしまった場合や、細菌感染により憩室に膿ができた場合などは緊急の手術が必要になります。



胃潰瘍の症状・出血

胃潰瘍や十二指腸潰瘍では重篤な合併症を引き起こしてしまうことがあります。胃潰瘍からの出血は、吐血、および下血、としてあらわれます。

胃潰瘍の下血の場合、50ミリリットルの少量の出血でも、タール便になります。吐血は胃潰瘍に多く、下血は胃潰瘍、十二指腸潰瘍ともにみられます。

血液は胃液さらされるとヘモグロビンが塩酸ヘマチンに変わって黒色調となって、胃液や食べ物などに混じるとコーヒーの残りかすのようになります。これが下血がコールタールのように黒くなるのも同じ理由からです。

出血が少量であっても、長い間続いて起こると貧血になり、顔色がわるくなったり、息切れ、動悸、めまい、ふらつきなどがみられることもあります。大量に出血をしてしまうと、脈拍が早くなり、血圧がさがり、意識を失ったりすることがあります。これをショック状態といい緊急治療が必要になります。

胃、十二指腸潰瘍から出血したとき、多くは、痛みが伴いますが、まったく痛みがなく突発的に出血することもあります。


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過敏性腸症候群の症状

過敏性腸症候群の代表的な症状は、便秘と下痢を繰り返しです。


過敏性腸症候群 下痢

下痢型は若い人に多く、通勤や通学の途中で急にお腹が痛くなって何度も駅のトイレに駆け込むといった症状があります。

食事をしたらすぐにトイレという症状も多くなります。


過敏性腸症候群 便秘

便秘型は男性よりも女性に多く見られ、加齢と共に多くなる傾向があります。

排便困難な状態がが続き、よくコロコロとしたウサギの糞のような便がでたり、色が黒く、出た便が便器の底に沈んでしまう、臭いがくさい、いつも残便感があるというのが主な症状になります。


過敏性腸症候群 便秘と下痢の両方

繰り返し型は、下痢と便秘を繰り返す症状です。

下痢と便秘を繰り返すために精神的に不安定になったり、下痢を気にして下痢止めの薬を使用したり、食事を控えて下痢を抑えるとそのあとが便秘になるといった状態が繰り返されます。


慢性胃炎の症状

慢性胃炎では、胃の粘膜の所見と症状の間に特別な関係はないようです。自覚症状は、心理的な影響もあると思われます。慢性胃炎の一般的な症状は、脂肪、甘味の強い食べ物、酒類、香辛料などをとった場合に強くあらわれます。食後2時間から3時間たつと、胸焼け、胃のいたみがあらわれることがありますが、これは食後すぐに起こる上腹部の痛みとことなり、しぼるような痛みを帯びていることが多いものです。

慢性胃炎では、ゲップもしばしばみられ、便秘の傾向も強いようです。なんとなく食欲がなかったり、胃がもたれたりして、腹部膨満感、吐き気、時には嘔吐するなどの症状があります。あるいは、あくびがでる、すっぱい水があがってくる、背中がはって痛むというような症状があります。

こうした症状には、その症状をおこす原因として、胃液の分泌が正常な状態よりも増加することによっておこるものと、正常よりも低下することによっておこるものが混ぜ合わさっています。慢性胃炎の症状は、厳密にいうと、胃液の分泌の量に関係して多少異なってきます。



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過敏性腸症候群について

普段から左の下腹部がシクシクとよく痛みます。

おなかがシクシクと痛むが、大概すぐ治ってしまう、検査をしても大腸の隅々まで調べたのに異常なしといわれた、などこういうケースは腹痛にはよくありますが、たいてい過敏性腸症候群が原因です。

食べ物は、食道、胃、十二指腸、小腸、大腸という細長い管の中を運ばれていきます。その過程で消化をされ、どろどろの液状になった後、腸壁から吸収された残りが最終的に便になります。

このように食べ物が順調に運ばれるのを調整しているのが、自律神経です。それが順調なら何の問題もおこりません。ただ、自律神経にちょっとした乱れが起きて、大腸内で食べ物の残りかすが順調に運ばれず、どこかで停滞したり、ちょっとした逆流などがおこると、その部分で痛みが生まれます。これが過敏性腸症候群です。

過敏性腸症候群では下痢気味になる人もいれば便秘気味になる人もいます。何度もトイレに行って排便したくなる便意頻数、排便し終わったはずなのにまだ残っている感じのする残便感などもあります。

過敏性腸症候群の治療としては、病院では胃腸運動の改善薬や精神安定剤を使います。場合によっては、抗うつ薬を使って痛みがぴたっと止まることがあるようです。


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胃もたれの対策法

胃もたれは市販の胃腸薬で改善することが多いです。


胃の蠕動運動が低下するのは、食べ過ぎとストレスの二つに大別できます。

このうちの、食べすぎからくる胃もたれは、一時的なもので、本来の胃腸症とは異なります。


食べ過ぎると、胃が拡張して蠕動運動が低下し、胃もたれを起こします。

胃酸の分泌が減ったり、胃の粘膜の血流が低下をすることも胃もたれを起こしていく原因になります。


普通は胃を休めてしまえば、自然に胃もたれの症状も改善されますが、胃もたれが強いときには市販の総合胃腸薬を飲むことで改善されます。

総合胃腸薬は、消化を助ける消化薬や、胃の働きをよくする健胃薬などを含んでいるものを選びます。

この場合の胃もたれの場合は症状が改善をしていけば、薬を飲む必要はありません。


胃もたれを防ぐには、胃もたれをおこさないように、胃をいたわることが大切です。




胃もたれについて

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