皮膚・病気

水疱瘡帯状疱疹はおなじウイルスです。水疱瘡は、水疱瘡・帯状疱疹ウイルスによっておこります。これはヒトヘルペスウイルスの仲間で、最初の感染が治っても体内に潜伏をします。

水疱瘡には一度感染すると二度とかかりませんが、成人後に、このウイルスが帯状疱疹を起こします。

水疱瘡は、2〜6歳にかかりやすく、日本では冬〜春に流行して、夏〜初秋には減少する傾向があります。

その主な症状としては、体幹部を中心に、全身に発疹がでます。

赤い発疹にはじまり、しだに強いかゆみをともなう水ぶくれになって、やがて破れるか化膿してかさぶたになります。

各部位でこの過程をたどるので、全身には、さまざまな段階の発疹がまじりあいます。全部かさぶたになれば感染力は失われます。

発疹は7〜10日間続き、通常3週間ほどで消えます。発熱をともなう場合もあります。

ごくまれに発熱に対してアスピリンなどの非ステロイド抗炎症剤系解熱剤を使うと、インフルエンザの場合と同じく脳症をおこす危険性があります。

成人後、加齢や疲労などで免疫力が衰えると、体内に潜むヘルペスウイルスが再活性化し、帯状疱疹を起こす場合があります。

帯状疱疹の場合は、体の左右どちらか一方に帯状にあらわれます。チクチクした痛みに始まって、やがて赤い発疹から水ぶくれに変わり、同時に激しい神経痛がおこります。

発疹は黄色いただれから黒褐色のかさぶたになり、次第におさまります。普通は皮膚症状とともに神経痛も消えますが、頑固な神経痛が残る場合もあります。

これを帯状疱疹後神経痛といい、高齢者に多くみられる症状です。


円形脱毛症は病的な脱毛症の代表的なものです。円形脱毛法では、突然、一部の髪の毛が抜け始め、脱毛部がコインのような円形になります。

脱毛部が一箇所だけということは少なく、多くは数箇所の脱毛部ができます。

円形脱毛症の原因としては、何らかの原因で、一部の髪の毛の休止期が、突然そろって、多くの毛が同時に抜けてしまうために起こると考えられています。その原因として、次の二つが考えられています。

血行障害 主にストレスが原因で、髪の毛に栄養を送る血管が収縮して、血液循環が悪くなります。

そのため、その血管から栄養を補給されている髪の毛は、栄養不足によって休止期に入り、その結果として脱毛します。

自己免疫異常 血液中のリンパ球は、本来、体内に侵入した異物を撃退する免疫といわれる働きをもっています。

しかし、この仕組みに異常がおこると、リンパ球が自己の組織である毛根を外敵とみなして攻撃するために、毛根が壊されて、髪の毛が生えなくなります。

治療と対策 脱毛部が数個ある程度なら、特別な治療をしなくても、約3ヶ月間の休止期が過ぎれば、再び髪の毛が生えてきます。

場合によっては、血行をよくする薬を使ったり、頭皮の血行をよくするため、マッサージを行うこともあります。

ストレスが強い場合には、精神安定薬や漢方薬を使うこともあります。

なかには、脱毛部が気になって毎日鏡を見る人がいますが、鏡をみると、それがまたストレスになるので、鏡をみるのは、一週間に一回程度にしたほうがいいでしょう。

脱毛によるストレスを避けるには、かつらの使用も勧められます。

重症の場合には、ステロイド薬を頭皮に塗ったり、内服したりします。

また、紫外線を脱毛部に照射したり、薬で人工的に頭皮をかぶれさせて休止期の毛根を刺激し、発毛を促す治療法などもあります。時には、免疫抑制剤を使う場合もあります。


水虫をおこす菌は白癬菌です。高温多湿の時期になってくると、水虫のかゆみ悩まされる人が多くなります。水虫を起こす白癬菌は、それほど感染力が強いわけではありません。

ただし、いったん皮膚に住み着いてしまうと、厄介なものになります。薬をきちんと用いるとともに、患部の清潔と乾燥を心がけることが大切になります。

水虫は、皮膚糸状菌というカビの一種が原因でおこる皮膚の病気です。白癬菌は皮膚の各層に入りこんで繁殖し、特有の症状を引き起こします。

白癬菌による皮膚病には、たむしやいんきんたむしもありますが、特に足の裏、手のひら、つめに感染して起こるものを水虫とよんでいるようです。

ただし、手に水虫ができる例は少なく、そのほとんどは足にできます。

白癬菌による皮膚病が、どのような割合で起きているかを調べてみると、足の水虫が全体の約85パーセントを占め、手の水虫は約2%、残りの約13%がたむしと、いききんたむしになっています。

白癬菌の感染は、床などを介しておこります。水虫の人が素足で歩くと、床に白癬菌が落ち、それを別の人が踏むことで、その人の足に白癬菌が付着します。

スリッパやバスマットなどによって、白癬菌が他の人の足につくこともあります。ただし、これですぐに感染がおこるわけではありません。

白癬菌が角層に入り込むまでにかなり時間がかかり、そのまえに洗い流してしまえば、感染はおこらないのです。

白癬菌にはいくつかの種類があります。最も強力なタイプの菌でも、角層に入り込むまでには、湿度100パーセントの条件下で一日かかります。

湿度95パーセントだと一日半、90パーセントだと4日に延びます。弱いタイプの白癬菌だと、湿度100パーセントの白癬菌だと、湿度100パーセントの条件下でも2〜4日かかります。

靴を履いていると、足はかなり高湿度の環境下に置かれています。外気が気温25度、湿度72パーセントのときに、靴下と靴を履き、指の間の湿度を調べると平均で約98パーセントの湿度になっていました。

しかし、最も強い白癬菌でさえ、この状態が一日以上続かなければ、角層に入り込むことができません。

靴や靴下を脱げば湿度は大幅に低下するので、感染が起こるまでには、かなりの日数がかかることになります。

水虫は足の裏やゆびに症状があらわれますが、最初にどこに症状が現れたかを調査したところ73パーセントがゆびの間でした。

それも第四ゆびの間から症状が出始めるケースが、圧倒的多数を占めています。こうして症状が出始めた水虫は、いくつかの特徴的な症状をあらわします。


帯状疱疹は、身体の免疫力が低下したときに、水痘、帯状疱疹ウイルスが、再活性化することで起こります。

激しい痛みと小さな水痘が帯状に現れるのが特徴です。お年寄りの患者さんや重症の場合、皮膚症状が治った後も神経痛が残ることがあるため、早期に適切な治療を受けることが大切になります。

帯状疱疹は、ウイルスによって起こる病気ですが、その原因となるのは、みずぼうそうの原因と同じ、水痘、帯状疱疹ウイルスです。

このウイルスに初めて感染したときは、みずぼうそうになりますあ、その際ウイルスが神経節に入り込み、みずぼうそうが治った後もそのまま潜伏し続けます。

その後、さまざまな誘因によって、潜伏していたウイルスが再活性化してくることがあります。

再活性化したウイルスは、知覚神経を通って表皮細胞にたどりつき、そこで増殖して水疱をつくります。そのため、神経に沿って帯状に症状がでてきます。これが帯状疱疹です。

潜伏していたウイルスが再活性化するのは、身体の免疫力が低下した場合です。その誘因としては、過労、外傷、手術、放射線照射などがあげられます。

なかでも最も多いのは、過労が誘因となるケースです。

また、アレルギー疾患、がん、糖尿病、膠原病、エイズなどの病気がある人は、帯状疱疹を発症しやすいことがわかっています。

帯状疱疹にかかる人は年々増加していて、将来は、6人に一人が一生の間に一回はかかるようになるといわれています。

年代としては、20歳代と50歳代に多いのが特徴です。20歳代に多いのは、過労やアレルギー疾患が誘因になっているためと考えられています。

一方50歳代に多いのは、がんや糖尿病などの病気が多くなるうえに、手術や放射線治療を受ける機会が増えるためと考えられます。


帯状疱疹の症状

痛み 帯状疱疹は、一般的に神経にそった、身体の片側の痛みからはじまります。

灼熱感を伴うピリピリした痛みが多いのですが、痛みの種類は人によってさまざまです。痛みの程度も、軽度のこともあれば、夜も眠れないほど激烈なこともあります。

また、糖尿病の人や、膠原病やぜんそくなどでステロイド薬の治療をしている人では、痛みをあまり感じないケースもみられます。


皮膚症状 痛みが数日〜1週間くらい続いた後、皮膚症状があらわれてきます。まず神経に沿って帯状に紅斑があらわれ、まもなく、小さな水疱ができます。

軽い場合には、虫さされくらいの小さな水疱がポツポツとできますが、重症の場合は、水疱が帯状に連なります。

水疱は中央にくぼみがあり、しだいに膿を含んだ膿疱に変化します。膿疱は、5〜7日で、破れ、びらんや潰瘍ができます。

皮膚症状が現れてから約2週間でかさぶたとなり、普通や約3週間でかさぶたが取れて治癒します。時に瘢痕が残ることもあります。


帯状疱疹がでやすいのは、みずぼうそうにかかったときに発疹がでた部位で、体幹部や顔面に多くみられます。

最も多いのは胸椎神経のあるわきの下から胸、腹部や、三叉神経の第一枝がある、額からまぶた、鼻です。

みずぼうそうは下肢に症状がでることが少なくないので、帯状疱疹も下肢にでることはあまりありません。


合併症 帯状疱疹では、主に知覚神経が侵されますが、強い炎症が起きた場合には、運動神経が侵されて運動麻痺がおこることがあります。

腕の神経が麻痺することが多く、この場合は腕が動かなくなり、筋肉の萎縮を伴うこともあります。

また、腹部の帯状疱疹で腹筋が麻痺すると、患部側の腹部が膨らみ、便秘を起すこともあります。

さらに、顔面の神経が侵された場合には、顔面神経麻痺、味覚障害、内耳障害がおこることがあります。

そのほか、鼻の頭に発疹がでる場合、障害される神経が目の虹彩の神経とつながっているため虹彩炎を起して、目が赤くなることがあります。


わきががおこる原因として考えられているのが食事です。日本ではわきがに罹っている人が増加しているといわれています。大きな原因の一つが食生活ではないかと言われています。

日本人の食生活は高脂肪で、高タンパクの欧米型の食事が浸透しています。昔は、魚や野菜が中心の日本の食生活だったのが、欧米の食生活で肉料理が中心になっているのがわきがの原因だといわれています。

食生活が変化して欧米の食生活をしているために、日本人の体質はもともとはわきががあまりないといわれていたのに、わきがが増えてしまったのです。欧米人である黒人や白人の体質には、わきがになりやすい人が多いといわれています。

欧米型の食事の主な特徴は、肉や乳製品を食べている食生活なのですが、動物性タンパク質を主とした食生活というのは、アポクリン腺や皮脂腺の働きを活性化させてしまうといわれているので、わきがになりやすいといわれています。

欧米の食生活の動物性の脂肪の中に含まれている不飽和脂肪酸はアポクリン腺や皮脂腺から出ているのですが、これがわきがの原因となっているあのわきが特有の臭いを作っているといわれています。

高カロリーの食事をして肉や玉子ばかり食べていると心当たりのある人は、一度わきがの予防のためにも、高脂肪、高タンパクの食事を避けることがわきがの対策になると考えられます。

わきがを予防するために最適な食生活は、日本の昔からの和食中心の食生活だといわれています。欧米の食生活を避けるとともに、汗を出す元になっている塩分や糖分、香辛料もできれば控えるようにして食生活の見直しをすることでわきがの予防改善になると思います。

昔の日本では今ほどわきがに悩む人は少なかったといわれていますが、それは昔は和食中心でカロリーの低い食生活が中心だったからだといわれています。和食中心の昔ながらの日本食に戻すことで、食生活を見直すことが出来るのではないでしょうか。