睡眠障害


不眠症 治療 薬不眠症は、生活習慣や加齢などから生じるからだの変化によって起こります。なので不眠症を治療するときの基本は、まずは生活習慣をただしていくことが中心になります。

ただし、生活習慣の改善をベースにおいても、かなりの不眠症の症状がある人にとっては、それだけですぐに不眠症の治療がうまくいくというわかではありません。

そこで、つらい不眠症の症状を改善していくために、を使って不眠症の症状をとる治療が行われます。

以前は、不眠症の治療というと、バルビツール系といわれる睡眠薬が使用されていました。

バルビツール系の薬は、効果がある反面、使っているうちに次第に量を増やさないと効果がなくなるいったことや、呼吸が抑制されたりして、安全面から考えるといくつかの問題点がありました。

今現在、睡眠薬としてつかわれているのが、ベンゾジアゼピン関連物質といわれる種類の薬になります。

このベンゾジアゼピン関連の薬は、自然な眠気を発生させ、常習性や副作用があまりなく非常に安全性の高い薬とされています。鎮静催眠作用と安定剤的効果といった働きがあります。

鎮静催眠作用というのは、穏やかに眠りにさそってくれる作用です。そのなかには作用時間が長いものと短いものがあります。

安定剤的作用というのは、気分をほぐして不安を和らげる抗不安作用と筋肉の緊張をほぐし、肩こりや頭痛などに効果のある筋弛緩作用の二つです。

ベンゾジアゼピン関連のものは、いろいろな種類があって、どのような不眠症の症状のタイプかによって選ばれます。


睡眠障害には90もの種類があります。睡眠障害には、いろいろな種類があります。不眠症、過眠症、概日リズム睡眠障害などなど睡眠異常をはじめ、90種類ともいわれています。

日本では、精神生理性不眠、睡眠関連呼吸障害、薬物依存性睡眠障害、概日リズム性睡眠障害の4種類が主なもので、睡眠障害に悩んでいる人の年齢層は、思春期から初老期まで幅広く、最近では、中高年からの精神性生理性不眠と睡眠関連呼吸障害にかかる人が増えているようです。

精神性不眠は、実際にしっかりとねむっているのにもかかわらず、本人に熟睡感がないのが特徴です。眠れないと思い込むことと、眠らなければあせりが強く、精神的な緊張感が増やしやすいため、いっそう寝つきが悪くなる悪循環が生まれます。

睡眠関連呼吸障害は、過眠症に属していて、日中の過剰な眠気が慢性的、または一定期間持続します。夜間の不十分な睡眠によるものと、十分な睡眠をとっているにもかかわらず出現してくる両方があります。睡眠時無呼吸症候群は、睡眠関連呼吸障害になります。

日本人は太っていなくても睡眠時無呼吸症候群になるようです。睡眠時無呼吸症候群は、肥満の人がなりやすいといわれますが、日本人の場合は肥満でない人にも多く見られます。

途切れがちに続く大きないびきをかく人、寝ているあいだにも息苦しくなったり、窒息感で目覚めたりする人は、この睡眠障害の疑いがあります。

睡眠時無呼吸症候群に限らず、睡眠障害を放置をしておくと、眠っているあいだに分泌されるホルモンが分泌されにくくなり、免疫力が弱まって、糖尿病、心臓疾患、脳卒中などの生活習慣病をまねく危険があります。

この機会に不眠に限らず、自分の睡眠について改めて見直すようにしてみましょう。